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    近郊散策・角島

    • 2011.10.09 Sunday
    • 10:08


    冬の室戸岬灯台で、巨大なレンズの強烈な灯火に魅せられて灯台ファンになった。
    爾来5年間、灯台めぐりにうつつを抜かした。
    日本列島の海岸線を一周してからの1年半も、
    離島の灯台訪問を残していたので、心から灯台は離れなかったが、
    『水紀行』 を始めるに及んで、灯台への執着を断ち切った。

    灯台ファンの私にとって、秀麗優美な角島灯台が下関にあるということは誇りだったが、
    これまでの私には灯台を目指すことしか無かったから、
    角島灯台が立つ角島という島は、ただ単に 「灯台がある島」 の認識しかなかった。
    灯台が立つ夢ヶ崎と反対側の牧岬には何度も足を運んだが、
    それは角島灯台を遠望するためだった。

    私の関心度の座標で、
    灯台が中心点から外れた今、角島を島として客観的に眺められる。
    角島へ往復するときに見れる海岸風景も、今なら立ち止まって眺められるのだ。
    本土から角島の西半分


    空が蒼かったから、海も碧い。 空の色次第で、色だけは未だ 「夏の海」 だ。






    角島は、奈良時代に牛皮を朝廷に献上した記録があるというから、
    古くから人の営みはあったので、神社もある。 角島八幡宮。
    神社は室町時代からの歴史を持つ。


    境内に土俵があるのはどこでも見かけるが、
    最近は相撲を取る行事もないのか、雑草が生えている。
    それよりも驚いたのは
    神社の軒先に梵鐘が吊り下げられ、撞木(しゅもく) も吊り下げられている。
    神仏混淆の名残りか、それとも緊急時用か。


    角島には漁港が4つあって、
    角島大橋が架かるまでは本土の特牛と連絡船で結ばれていた。
    その一つ尾山港。


    尾山港防波堤から見た角島大橋。


    かつて連絡船が寄った元山港。
    この地区は朝晩田と呼ばれているらしいが、
    立て看板には 「元山港」 ではなく 「朝晩田港」 とある。


    角島を訪れれば 「おおはま食堂」 でバカの一つ覚えみたいにアラ炊き定食を。
    毎度のことながら、アラ炊きだけで腹いっぱいになる。
    あとは、「二見まんじゅう」 でカステラの耳を買って帰るだけだ。
    これだけは、灯台めぐりにうつつを抜かしていた頃も今も同じだ。

    その途中、特牛港の南隣り・荒田の湾を見た。
    近くの高台では 「道の駅北浦海岸・豊北」 が建設中で、
    開業すれば、もっといい角度から美しい湾を見下ろせるだろう。


    渚には、白鷺(?) がいた。

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    • 10:08
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