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    車中生活

    • 2011.09.23 Friday
    • 09:13


    葡萄舎裏の空き地に SARAY 号を駐車するようになって3か月が経とうとしている。
    この間、6割近くは SARAY 号で寝た。
    葡萄舎の居間は、過しやすいように何度も模様替えを試みて、
    これ以上のレイアウトの変更はない、という域にまで達しているが、
    坪数に換算して2坪あるかないかの SARAY 号の車内空間は、
    模様替えに限度はあっても、まだまだ改善の余地がある。
    来年になれば、船が水上生活者の生活の場であるように、
    私には SARAY 号が生活の場となるだろうから、
    より住みよい空間に整備しておかなければ成らない、との思いがある。
    少し手を加えては、その改善の度合いを確かめているのが車中泊を重ねる理由かも。

    一昨夜の車内の寒さに驚いて、昨夜は寝袋で寝た。
    寝袋で寝るには早すぎる、暑いだろうと予想したから、靴下もズボンも脱いで寝た。
    寝袋に潜り込まず、首を出して寝れば快適だった。
    しかし、朝が近づくと、寒さに震えた。 車内温度は14.7℃!
    14〜5℃ といえば、秋の彼岸ではなく、春の彼岸過ぎの温度だ。
    今日も晴れているので夜間の放射冷却を考えれば、今夜も寝るならパジャマが要る。

    数日前から、ひと昔もふた昔も前のカセットラジオを積み込んでいる。
    昨夜は、ダイヤルを回し続けていると、ちょっと面白そうな放送があった。
    漫談ではない。 講談でもない。 でも軽妙な語り口だ。 話の構成も上手い。
    暗がりで、よくわからないがNHKラジオの第2放送みたいだ。
    番組の終わりに 「カルチャーラジオ」 「明大教授」 「カトウトウル (サトウトウル?)」
    だけを聞いて眠った。

    今朝起きて検索したら、
    NHKラジオ第2で、木曜日のカルチャーラジオは 「文学の世界」
    昨夜の放送は 「中国古典のスターたち」 と題して、テーマは 「孔子」。
    講師は明大の加藤徹教授だった。
    昨夜の放送分は、13週連続して放送したシリーズの最終回だった。 残念!
    も少し早く気付いていたら、毎週欠かさず聴いたものを!
    加藤センセイは頭のいい方だろうから、知識も構成力も並はずれているのは分かるが、
    なんたって話術が上手い! 下手な講釈師や漫談師は及びもつかない。
    孔子を語るのに、古今東西の歴史上の人物がひっきりなしに出てくる。
    大学教授らしく、現代の若者にも分かりやすい表現も駆使する。
    これからはラジオ放送にも耳を傾けるようにしよう。
    ラジオを聴くには、薄暗がりの車中がいい。
    TVで軽薄なバラエティ番組に浸っていると老化と退化が早まる。 そう思った。

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